美容に無頓着だった30代の男性が、いま東海・西日本最大級の美容イベントを率いています。
堀内敬弘さんは、四日市でデザイン会社を経営する社長です。仕事の延長で美容液のブランドを立ち上げたことをきっかけに、自分の肌と向き合うことになりました。
そこでの経験が、堀内さんの美容に対する考え方を大きく変えていきます。
2026年の9月4日・5日に開かれるみえビューティーフェスタ2026は、その延長線上で生み出されています。
「美容をきっかけに、もっと自分を好きになってほしい」そんな思いを持つ堀内さんに、このイベントに込めた想いを伺いました。
| 堀内敬弘(ほりうち ゆきひろ) 三重県四日市市 みえビューティーフェスタ運営代表。株式会社ウミダスデザイン代表取締役。2012年に四日市でフリーランスとして活動を始め、2016年に個人事業主として独立、2020年1月に法人化。WEBサイトから紙媒体まで、幅広いデザイン制作を手がける。 |
みえビューティーフェスタの意義

人は誰でも年齢を重ねていきます。その中で、若々しくいたい、綺麗でいたいと思う気持ちは誰にでもあるものだと思うんです。
みえビューティーフェスタは、そんな思いに応える場です。
来場者は30代~50代の女性が中心。まだ子育ての最中の方もいれば、子育てがひと段落して自分の時間を持てるようになった方もいらっしゃいます。
会場では、普段サロンで1時間1万円ほどするメニューを数千円程度の手頃な価格で体験できます。予約して足を運ぶには少し勇気がいるお店の施術も、その場で気軽に試せるのもメリットですね。
出展ブースは美容だけでなく、耳ツボジュエリーやキッズネイルなど、お子さんも一緒に楽しめるものもありますよ。
みえビューティーフェスタ2026の概要
| 日時 | 2026年 9月4日(金)、9月5日(土) 10:00〜18:00 |
| 会場 | ラ・セーヌマリアージュ四日市 |
| 規模 | 2日間で延べ160ブース以上 |
| 入場料 | 無料 |
| 予約 | 不要 |
| 入退場 | 自由 |
| 公式サイト | https://mie-beauty-festa.jp |
もともとは美容に疎い人間でした

こんなイベントを主催していると、昔から美容が好きだったんでしょ?と思われますが実は違います。
自社ブランドを作るために美容を猛勉強
若い頃は、ボディソープでついでに顔まで洗っていたくらいで、洗顔フォームを使うという発想すらなく、本当にザ・メンズって感じでした。
転機になったのは、デザイン事務所の仕事の延長線上で、自社の美容液ブランドを立ち上げる機会があったことです。知識がないまま商品を作るわけにはいきませんし、仕事としてやるからには自信を持ってやりきりたいですからね。
そこでスキンケアを一通り勉強し、百貨店の売り場に販売員として立てるレベルのコスメコンシェルジュという資格まで取りました。
そうこうしているうちに、いつの間にか美容そのものが好きになっていたんです。
肌が変わって鏡を見る機会が増えました
美容に興味を持って、しばらくすると嬉しい変化が訪れました。
それまでの私は、季節の変わり目になると必ずニキビができていました。嫌だとは思っていましたが、解決法もわからず、皮膚科に行くほどでもないと放置していたんです。
勉強のために自分の肌で洗顔やケアを試していくと、そのニキビがまったくできなくなりました。
毎日鏡を見るようになり、そこに映る顔が整っていると、それだけで自己肯定感が上がって、今日も頑張ろうと思えたり、元気が出たりします。
大げさではなく、美容をきっかけに自分の人生が変わったと思います。
みえビューティーフェスタを発足したきっかけ

自社の美容液ブランドを作る過程で、BtoBの美容展示会に何度か足を運ぶ機会がありました。
衝撃だったのは、会場にいる方々が自信に満ち溢れていることでした。美容を通じて、表情やたたずまい、さらには心まで美しくなっているんだなと。
そこで、この空気を業界の中だけで終わらせるではなく、三重県全体で一般の方にも広げられたら最高だと思ってSNSで発信してみました。
Threadsで見る
何気ない投稿に対して50件~60件ほどの反応があり、「やってほしい!」「出展したい!」という声も多数いただきました。
これはもうやるしかないと決意し、5人の運営メンバーを集めて、このプロジェクトを始動しています。
美容にも「リテラシー」が必要な時代

「女性=美容に詳しいもの」だと思われがちですが、実は必ずしもそうではありません。
薬局にはさまざまな美容に関する商品が並んでいて、多くの方は値段やパッケージの印象などから何となくで試しています。
それで肌が荒れてしまっても、原因を突き止める人はほとんどいません。ちゃんと調べれば、特定の成分が肌に合っていないなど原因を特定できることもあるんですけどね。
最近はインフルエンサーの発信から、誰でも簡単に美容情報を手に入れられます。ただ人によって合う方法は異なるので「あの人が使っているから私も」とそのまま真似してしまうのは考えものです。
だからこそ、美容にもリテラシーを持つことが大事だと思っています。
みえビューティーフェスタでは、専門家と対話して、自分に合ったケアをその場で体験できる場を作っています。
美笑(みえ)というコンセプトに共感が集まる
出展してくださる方にとっても、大きなが意味があるイベントですよ。たくさんの人と会って話す機会から、商談や予約につながる新しい接点が生まれます。
みえビューティーフェスタには、美しく笑うと書いて「美笑(みえ)」というコンセプトもあって、初開催だった昨年も多くの出店者様に共感していただけました。
皆さん、もともと「女性を笑顔にしたい」という思いを持っている方が多く「うちもコンセプトが一緒やから、一緒に頑張りたい!」と言ってくださるんです。
きれいになるきっかけさえ分かれば、自己肯定感が上がり、活力や笑顔につながっていく……それは女性本人だけの話ではありません。
例えば、家庭の中で奥さんが笑顔でいてくれれば、その明るさは家族にも伝わり、それぞれの職場や学校にも広がっていくはずです。
三重県全域にみえビューティーフェスタを広げたい

みえビューティーフェスタは略してMBFと呼んでいますが、実はこの3文字にはもうひとつ意味を込めています。
それは「みえ・バトン・フューチャー」で未来へバトンを渡していくというメッセージ。売上の一部を、開催地の子どもたちへの支援に充てているのもその表れです。
三重県の全域で、年間を通してどこかでビューティーフェスタが開かれている状態に持っていくのが目標です。盆踊りだって土地によって踊りが変わるように、各地域でそれぞれの特色が出てくると面白いですよね。
今回のみえビューティーフェスタ2026は2日間に渡って開催していますし、予約も不要なのでふらっとお立ち寄りいただけます。ぜひ気軽にお越しください。
公式サイト:みえビューティーフェスタ2026