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名古屋から四日市までのアクセスガイド!近鉄・JR・車・バスの所要時間と料金を比較

#おでかけ #アクセス

名古屋から四日市までは、電車や車で気軽に移動できる距離にあります。通勤や出張はもちろん、週末のお出かけにも便利な位置関係です。

この記事では、近鉄・JR・車・バスそれぞれの所要時間と料金を比較し、最も効率よく移動できるルートをわかりやすく紹介します。

この記事でわかること!

  • 名古屋から四日市までの所要時間とおおよその交通費
  • 近鉄・JR・車・バスのアクセス方法と特徴
  • 目的にあわせたおすすめの移動手段

また、後半では四日市に訪れた際に立ち寄りたい観光スポットもあわせて紹介します。

お出掛けの計画に、ぜひお役立てください。

名古屋から四日市は通勤圏内の距離

名古屋と四日市は、愛知県西部と三重県北部を結ぶ隣接エリアです。

その距離はおよそ40kmで、電車でも車でも40〜60分前後でアクセスできます。

通勤や出張、週末のお出かけなど、日常の移動圏として気軽に行き来できる距離感です。

編集長

名古屋と四日市は、仕事と暮らしの両面で結びつきの強い都市といえるでしょう!

【比較表】名古屋から四日市へのアクセス一覧

名古屋から四日市までは、電車・高速バス・車の3つの交通手段があります。

いずれも1時間以内でアクセスできるため、日帰り旅行や週末のプチ旅にぴったりです。

「どれが便利?」「どれが安い?」と迷う方のために、以下の表で主要な手段を時間・料金・特徴別に比較しました。

手段所要時間
(目安)
料金
(片道)
特徴・おすすめシーン
近鉄(急行)約35分約760円本数が多く観光に便利!
グルメや買い物目的の旅行向き
近鉄(特急)約27分約1,280円
(運賃+特急券)
座席指定で快適移動!
荷物が多い旅行やカップル旅に◎
JR(快速)約32分約490円コスパ重視派向け!
港エリアや工場夜景観賞に便利
高速バス約60分約1,500円前後必ず座れて快適!
天候にも左右されにくい
車(高速道路)約45分約2,000円前後
(ETC割引あり)
家族旅行・ドライブに最適!
郊外スポットへも行きやすい
車(一般道)約70〜90分ガソリン代のみ景色を楽しみながらドライブ!
節約派におすすめ
※所要時間・料金は2025年10月時点の目安です

名古屋から四日市へ電車で行く方法

名古屋から四日市へは、電車が最も一般的で快適な移動手段です。

利用できるのは近畿日本鉄道(近鉄)とJR東海(JR)の2路線で、どちらも名古屋駅から乗り換えなしでアクセスできます。

注意したいのは、近鉄四日市駅とJR四日市駅が徒歩で約18分離れている点です。目的地にあわせて路線を選ぶと、時間のロスを減らせます。

  • 市街地・観光・出張の拠点 → 近鉄四日市駅
  • 港湾・工業地域・コンビナート方面 → JR四日市駅

それぞれの路線について、詳しく見ていきましょう。

近鉄で行く場合

近鉄四日市駅
近鉄四日市駅

スピードと便数を重視するなら、近鉄が最も便利です。

名古屋と四日市を結ぶ主要ルートであり、急行・特急ともに運行本数が多く、日中でも利用しやすいのが特徴です。

近鉄四日市駅は市の中心部に位置し、百貨店や飲食店街、地場産品を扱う「じばさん三重」などが並びます。ビジネスホテルやオフィスも多く、観光・出張どちらの拠点としても活用しやすい立地です。

また、四日市港の工場夜景クルーズへ向かう送迎バスも近鉄四日市駅発着となっています。

列車種別所要時間運賃(片道)
特急約27分1,280円
(運賃760円+特急料金520円)
急行約33分760円
準急約46分760円
※2025年10月時点の情報です
編集長

どの列車も乗り換え不要で、名古屋駅から一本で到着しますよ!

参考:近鉄公式サイト 時刻表

JRで行く場合

JR四日市駅
JR四日市駅

JR四日市駅は港エリア寄りにあり、四日市港やコンビナート方面への移動に便利です。

近鉄と比べると運行本数がやや少ないものの、料金が安くコストパフォーマンスに優れています

JRを利用する場合は、名古屋駅から関西本線に乗車し、四日市方面へ向かいます。快速と普通の2種が運行しており、いずれも乗り換えなしでアクセスできます。

列車種別所要時間運賃(片道)
快速約32分490円
普通約47分490円
※2025年10月時点の情報です

なお、駅周辺は比較的静かで、ビジネス利用や現地工場への出張などに適しています。バスやタクシー乗り場も近く、到着後の移動もスムーズです。

参考:JR東海 公式サイト 時刻表

名古屋から四日市へ高速バスで行く方法

編集長

ゆったり座って移動したい方には、バスの利用もおすすめです!

名古屋駅の名鉄バスセンターから近鉄四日市駅周辺まで、三重交通など複数の路線バスが運行しています。

所要時間はおよそ1時間。道路の混雑状況によって多少前後しますが、名古屋と四日市を直通で結ぶため乗り換えの手間がありません。

最大のメリットは、必ず座れて快適に移動できること。荷物が多い旅行や、長距離移動の途中で四日市に立ち寄る場合にも適しています。

主な発着地名鉄バスセンター(名古屋駅)→近鉄四日市駅前
所要時間約60分
料金(片道)約1,500円前後
運行会社三重交通、名鉄バスなど
注意点道路状況により遅延の可能性あり/本数は少なめ

一方で料金に関しては片道1,500円前後で、電車よりやや高めです。運行本数は電車より少ないため、出発前に時刻表を確認しておくと安心です。

参照:三重交通 高速バス 時刻表, 名鉄バス 高速バス 時刻表

名古屋から四日市まで車で行く方法

家族やグループでの移動、荷物が多い旅行には車が便利です。自分のペースで移動でき、郊外の観光スポットにも立ち寄りやすいというメリットもあります。

名古屋市内から四日市市街地までは、「高速道路」と「一般道」の2ルートが主な選択肢です。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

高速道路を利用する場合のルート

もっとも一般的なのは、東名阪自動車道を利用するルートです。

名古屋ICから四日市ICまで約45kmで、渋滞がなければ40分前後で到着します。

出発IC名古屋IC
到着IC四日市IC
所要時間
(目安)
約40分
料金
(ETC利用)
約2,000円前後
(休日割引時は1,600〜1,800円)
距離約45km
※2025年10月時点の情報です

四日市ICから市街地までは、さらに15分ほどかかります。トータルの時間と料金を考慮し、電車と比較検討するとよいでしょう。

一般道を利用する場合のルート

費用を抑えたい場合は、一般道の利用もおすすめです。

名古屋中心部から国道1号線または国道23号線(名四国道)を経由して四日市へ向かいます。

主なルート国道1号・国道23号(名四国道)
所要時間(目安)約1時間〜1時間半
料金ガソリン代のみ

ただし、信号や交通量が多く、時間帯によっては渋滞に巻き込まれる可能性があります。特に国道23号は大型トラックの通行量も多いため、運転には注意が必要です。

編集長

時間に余裕のある休日ドライブや、道中の景色を楽しみたい方に向いています!

四日市のおすすめ観光スポット

名古屋から電車や車で約40分。アクセスの良さから、四日市は日帰りでも気軽に楽しめるエリアです。

歴史と工業が融合する独特の街並みに、家族連れやカップルで訪れたい観光スポットも多くあります。

ここからは、以下の4つのテーマに分けて、四日市の見どころを紹介します。

  1. 工場夜景
  2. 公園・レジャー
  3. ご当地グルメ
  4. 雨の日でも楽しめる屋内スポット

順番に紹介していきます。

1.絶景!四日市コンビナートの夜景

四日市コンビナート夜景クルーズのクルーズ船から見える景色
提供:三重フォトギャラリー

四日市といえば、全国的にも知られる「工場夜景の街」。夜になると海沿いのコンビナート一帯がライトアップされ、近未来的な光の風景が広がります。

定番の鑑賞スポットは「四日市ポートビル(うみてらす14)」です。地上90メートルの展望展示室からは、360度のパノラマでコンビナートを一望できます。

うみてらす14
写真提供:三重フォトギャラリー

土日祝は20時まで開館しているため、日没後の幻想的な夜景を楽しむことができます。一方、平日は17時閉館のため、夜景鑑賞には向きません。

平日の夜に夜景を楽しみたい方や、より臨場感を味わいたい方には、四日市コンビナート夜景クルーズがおすすめです。

船上から眺める工場群は圧巻で、金属の輝きや煙突の炎が間近に見えます。非日常を味わいたいカップルや写真愛好家にも人気です。

夜景クルーズ基本プラン

プラン内容詳細
乗船時間約60分
料金(税込)・大人 5,000円(13歳以上)
・小人 4,500円(6歳〜12歳)
募集人員・最大34名
・最小催行20名
出発場所近鉄四日市駅前から送迎バス運行
注意事項6歳未満は乗船不可・天候により中止あり
公式サイトhttps://www.ykyc.jp

なお、工場夜景の楽しみ方や撮影スポットの詳細は、関連記事「【絶景】四日市のコンビナート夜景スポット9選!行き方や注意点まで解説」で紹介しています。あわせて確認してみてください。

2.家族で楽しめる!公園・レジャースポット

子ども連れの家族には、思いきり体を動かせる公園がおすすめです。

アクセスの良さと開放的な雰囲気で、週末のお出かけ先として定番となっています。

霞ヶ浦緑地公園

霞ゆめくじら
出典:四日市フォトアルバム

霞ヶ浦緑地公園(かすみがうらりょくちこうえん)は、港の近くに広がる市内最大級の公園です。

巨大な船の形をした大型遊具「霞ゆめくじら」があり、子どもたちに大人気。芝生広場やジョギングコースも整備されており、家族でピクニックを楽しむのにもぴったりです。

住所四日市市大字羽津甲5169
電話番号059−354−8197
(四日市市市街地整備・公園課 公園係)
アクセス【公共交通機関】
近鉄四日市駅から霞ポートビル行きバス17分 競輪場前下車徒歩5分

【車の場合】
みえ川越IC下車、国道23号経由で約12分
駐車場あり
※2025年10月時点の情報です

四日市スポーツランド

四日市市スポーツランド

自然豊かな丘陵地にあるレジャー施設です。

スーパースライダーやマウンテンバイク、デイキャンプなどのアウトドア体験が楽しめます子どもから大人まで夢中になれるアクティビティが揃っており、休日には家族連れで賑わいます。

住所三重県四日市市桜町9868
アクセス【車の場合】
東名自動車道「四日市IC」より約7km、車で西へ約15分

【公共交通機関】
近鉄名古屋線「四日市駅」より「桜リサーチパーク行き」行きバス「四日市スポーツランド」下車すぐ
駐車場350台
問い合わせ059−326−5415
※2025年10月時点の情報です

どちらも駐車場が完備されているため、車でのアクセスが便利です。半日くらい遊べるので、お弁当を作っていくのもよいでしょう。

関連記事:四日市スポーツランドはアスレチックが満載!家族で充実した時間を過ごそう

3.四日市名物グルメが味わえる飲食店

四日市のご当地グルメといえば「とんてき」。分厚い豚肉をにんにくと特製ソースで焼き上げた、スタミナ満点の一品です。

ランチはもちろん、仕事帰りの夕食にもぴったりで、地元の定番メニューとして親しまれています。

もう一つの人気グルメが「海鮮」。四日市港の立地を生かした「まぐろレストラン」では、新鮮な魚介を手頃な価格で楽しめます。

それぞれ紹介していきます。

トンテキや ちゃん

四日市駅周辺で食べられるとんてき
ちゃんのとんてき

四日市を代表する人気店「トンテキや ちゃん」は、市内に複数店舗を展開する有名チェーンです。

近鉄四日市駅前の店舗はアクセス抜群で、地元客から観光客まで幅広く利用されています。

特製の濃厚ソースとジューシーな豚肉が食欲をそそり、ボリュームも満点。ランチにもディナーにも使いやすく、初めて四日市のとんてきを食べる方にもおすすめです。

営業時間ランチタイム
11:30〜15:00

ディナータイム
(平日)18:00〜24:30
(土日祝日)17:00〜24:30
定休日無休
住所四日市市安島1−2−20
電話番号059−356−1550
駐車場近隣の有料駐車場を利用
アクセス近鉄四日市駅より徒歩約1分
※2025年10月時点の情報です

関連記事:四日市名物「ちゃん」のトンテキとラーメンが絶品!こだわりと人気の理由

まぐろレストラン

「まぐろレストラン」の代表メニュー
まぐろレストラン

車で移動するなら、郊外の「まぐろレストラン」もおすすめです。

市場直送の新鮮なまぐろを使った海鮮丼や定食は、ボリューム・鮮度・価格の三拍子がそろっています。

大型駐車場も完備されていて席数も多く、ドライブ途中のお食事にぴったりです。

営業時間8:00〜20:00
(ラストオーダー19:30)
休業日1/1
※年末年始は営業時間の変更あり
住所四日市市富双2丁目1番15号
電話番号059−365−6064
駐車場あり
アクセス【公共交通機関】
JR富田駅下車 徒歩12分〜15分

【車の場合】
みえ川越ICを下車し、国道23号線を経由、「富田一色町」交差点を左折
※2025年10月時点の情報です

関連記事:四日市「まぐろレストラン」地元民のおすすめメニュー8選!コスパ最強の丼&定食で大満足

4.雨の日でも安心!全天候型のお出かけスポット

旅行や週末のお出かけで「せっかく四日市に来たのに雨…」という日でも大丈夫。市内には、屋内でゆっくり過ごせる人気施設がそろっています。

家族連れにもカップルにもおすすめの、全天候型スポットを紹介します。

そらんぽ四日市

四日市市立博物館
四日市市立博物館

「そらんぽ四日市」は、市立博物館とプラネタリウムが一体となった複合施設です。

四日市の歴史や公害を乗り越えたあゆみを学べるほか、世界最大級のドームで見るプラネタリウムは大人も子どもも楽しめます。近鉄四日市駅から徒歩数分とアクセスも良好です。

開館時間9:30〜17:00(展覧会への入場は16:30まで)
土曜日は1階、5階のみ19:30まで開館
休館日月曜日(祝休日の場合は翌平日、ただし8月12日は開館)
年末年始(12/26〜1/1)
住所四日市市安島1丁目3番16号
電話番号059−355−2700
駐車場JAパーキングを利用の場合、2時間無料
アクセス【公共交通機関】
近鉄四日市・あすなろう四日市駅から徒歩3分JR四日市駅より徒歩20分

【車の場合】
みえ川越ICを下車し、国道23号線を経由して約17分
※2025年10月時点の情報です

関連記事:【四日市の博物館】そらんぽ四日市の見どころ7選!プラネタリウムや環境未来館が人気

トランポリンパーク(JAMP LAB 四日市店)

また、体を動かしたいお子さんには、市内のトランポリンパークもおすすめします。

天候を気にせず思い切りジャンプして遊べるため、家族連れにも好評です。

営業時間月木金 10:00〜20:00(最終受付19:00)
火水 10:00〜16:00(最終受付13:00)
土日 9:00〜20:00(最終受付19:00)
定休日第3木曜日
住所四日市市滝川町6−28
電話番号059−329−7270
駐車場27台
アクセス【公共交通機関】
近鉄名古屋線「川原町駅より徒歩3分

【車の場合】
みえ川越ICを下車し、国道23号線を経由して約20分
公式サイトhttps://www.jumplab.jp/facility/yokkaichi/
※2025年10月時点の情報です

名古屋から四日市へのお出かけに関するよくある質問

よくある質問

ここからは、名古屋から四日市へのお出かけを計画する上で、気になる細かな疑問点にお答えします。駐車場や市内の移動手段など、実用的な情報をまとめました。

駐車場はありますか?

近鉄四日市駅周辺には、コインパーキングが多数あり、1時間あたり150〜300円ほどが目安。最大料金が設定されている場合も多いので、長時間の駐車でも安心です。

「近鉄百貨店」や商業施設「トナリエ四日市」には専用駐車場があり、買い物をすると駐車料金が割引されるのでお得です。

また、郊外の「霞ヶ浦緑地公園」や「まぐろレストラン」などは、無料の大型駐車場が完備されています。

公共交通機関での移動は便利ですか?

四日市市内の移動は、目的地によって便利さが異なります。

近鉄四日市駅やJR四日市駅を拠点とした、市街地の主要スポット(市役所、ポートビルなど)へは、路線バスが比較的多く運行しています。

近鉄四日市駅前のバスターミナルは整備されており、各方面へアクセスしやすい拠点です。

一方で、霞ヶ浦緑地公園や四日市スポーツランドといった郊外のスポットへバスで行く場合、便数が少ない路線もあります。

あらかじめバスの時刻表を確認しておくか、タクシーの利用も検討しておきましょう。

おすすめのモデルコースはありますか?

四日市は、日帰りでも宿泊でも楽しめる街です。旅行の目的にあわせて、以下の関連記事でおすすめコースを紹介しています。

関連記事:【名古屋から40分】四日市の日帰り旅モデルコース|カフェ・工場夜景・とんてきを満喫

関連記事:【2泊3日】四日市観光モデルコース!グルメ・工場夜景・温泉・お土産を網羅した充実プラン

気になるプランを参考に、季節や目的に合わせた旅を計画してみてください。

四日市から名古屋までタクシーでもいけますか?

タクシーで名古屋から四日市まで移動することもできますが、運賃は非常に高額になります。そのため、終電を逃してしまった場合の最終手段と考えるのが現実的です。

筆者も一度、深夜に四日市から名古屋までタクシーを利用した経験がありますが、高速料金や深夜割増料金も含めて、20,000円ほどかかりました。

距離は40kmあるため、日中の利用でも15,000円以上は見込んでおく必要があります。

名古屋から四日市へはアクセス良好!気軽にお出かけしよう

四日市商店街
四日市商店街

名古屋から電車や車でわずか30分から1時間程度というアクセスの良さは、四日市の大きな魅力です。

「週末にどこかに行きたいけど、遠出は疲れる…」と感じている多忙な方にも、四日市はぴったりの目的地です。

幻想的な工場夜景や家族で楽しめる公園、スタミナ満点のご当地グルメなど、短い滞在時間でも満足できるスポットが数多くあります

目的や同行者にあわせて交通手段を選び、四日市を訪れてみてはいかがでしょうか。

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