三重県四日市市の「まぐろレストラン」は、近年メディアでもたびたび取り上げられ、行列が絶えない繁盛店です。

新鮮でおいしいまぐろ料理をリーズナブルな価格で食べられるので、地元民から観光客にも愛されています。

編集長

今回は、まぐろレストランの常連客である筆者がその魅力を徹底的に解説しています!

この記事でわかること

まぐろレストランのおすすめメニュー

家族みんなにおすすめできる理由

まぐろレストランのご利用方法

店舗の詳細、アクセス方法

ショート動画で「まぐろレストラン」を予習!

周辺観光スポットもあわせて紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

四日市まぐろレストランの魅力をサクッと解説

まぐろレストラン
出典︰まぐろレストラン

まずは、まぐろレストランの魅力を簡単に紹介していきます。

量が多くて安くてうまい

まぐろレストラン最大の魅力は、圧倒的なコスパと満足感です。

丼メニューは税込1,000円前後が中心で、ネタやごはんのボリュームもたっぷり。丼からあふれんばかりに盛りつけられたネタは、見た目にも迫力があります。

使用されるまぐろは、老舗の水産加工会社「ダイエンフーズ」が厳選したもの。1951年創業の実績を持ち、長年培ってきた目利きの技術が生かされています。

まぐろ漁の歴史を受け継ぐ老舗

まぐろレストランのルーツは、1960〜70年代の四日市港にあります。当時、四日市は遠洋漁業の拠点として栄えていました。

四日市に帰港した漁師からは、がっつり食べられて、安くてうまい料理が求められていましたそのニーズに応える形で、まぐろを中心とした定食や丼を提供してきたのが、現在のまぐろレストランの原型です。

当時の“漁師飯”の精神は今もそのまま。まぐろレストランの魅力は、四日市の漁業の歴史とともに育まれてきた文化ともいえます。

リニューアル以降は誰もが楽しめる場所に

まぐろレストランは2018年のリニューアルを機に、大きくイメージを刷新しました。

かつては「知る人ぞ知るレトロな食堂」として漁業関係者や地元の常連が多かった店も、改装後は明るく開放的な雰囲気に。今では若者やファミリー層の利用も目立つようになりました。

さらに、近年ではSNSなどの影響もあり、まぐろレストランを目的に県外から訪れる観光客も増加中

編集長

「四日市=まぐろレストラン」と答えるリピーターもいるほどで、その人気は地元を超えて全国に広がっています!

四日市「まぐろレストラン」のおすすめメニュー8選

まぐろレストランでは、新鮮な海の幸をたっぷり使った丼メニューや定食が豊富にラインナップされています。

今回は、その中でも特におすすめの8品を紹介します。

  1. まぐろ豪快丼
  2. 本鮪中トロ丼
  3. 海鮮丼
  4. あなご天丼
  5. 大遠定食
  6. 朝定食
  7. 本まぐろ大トロ丼【週末限定】
  8. 特上海鮮丼【週末限定】 

ぜひお好みの一品を見つけてみてください。

1.まぐろ豪快丼 |食べ応え抜群!

まぐろ豪快丼

名前のとおり、大ぶりのまぐろの切り身が惜しげもなく盛られた一杯

一杯1,000円という良心的な価格で、多くの地元民に愛されている名物メニューです。

編集長

ちなみに、まぐろレストランでは丼メニューは味噌汁と小鉢が付いてきます!
ご飯は「白米」と「酢飯」の好きな方を選択可能です!

価格(税込み)1,000円
おすすめポイントたっぷりの赤身&ねぎトロ!
※2025年7月時点の情報です

2.本鮪中トロ丼|とろける旨み!

本鮪中トロ丼
本鮪中トロ丼

上質な本まぐろの中トロを使用した、ぜいたくなまぐろ丼です。白だしと本みりんでシンプルに味付けすることで、素材本来のうまみを引き立てています。

見た目はボリュームがありますが、脂ののりが程よくて、最後までさっぱりと食べられます。

価格(税込み)1,580円
おすすめポイント分厚い中トロがたっぷり!
※2025年7月時点の情報です

3.海鮮丼|多彩な魚介を堪能!

まぐろレストラン_海鮮丼
海鮮丼(画像提供:うっしーさん)

1,000円で、大ボリュームの海鮮丼が楽しめるという驚きのメニューです。

まぐろやイカ、エビなどのさまざまな海鮮が一度に味わえるので、いろいろ食べたい方にぴったりです。コスパ抜群で、満足度の高い一杯です。

価格(税込み)1,000円
おすすめポイント・お手頃価格で楽しめる本格海鮮丼
※2025年7月時点の情報です

4.あなご天丼|はみ出るビッグサイズ!

あなご天丼
あなご天丼

丼ぶりから豪快にはみ出す穴子の天ぷらが二本、サクサク衣とふわふわの身が対照的です。甘めの丼タレが穴子の香ばしさを引き立てます。

穴子の下にも、まぐろや鮭、野菜などの天ぷらも入っています。さらに、お刺身まで付いてくるという大盤振る舞いです。

価格(税込み)1,000円
おすすめポイント・巨大なあなごの天ぷらで、心もお腹も満たされる!
※2025年7月時点の情報です

5.大遠定食|王道の定食!

まぐろレストランの定食メニュー「大遠定食」

ダイエンフーズの名を冠した「大遠定食」は、お造りの盛り合わせと、まぐろメンチカツがセットになった定番メニューです。

食べ応えがあり、まぐろの美味しさを存分に堪能できます。

編集長

まぐろレストランで「初めて定食を注文する」という方にも、自信を持っておすすめできるメニューです!

価格(税込み)1,980円
おすすめポイント・まぐろレストランの人気メニューを組み合わせた王道定食!
※2025年7月時点の情報です

6.朝定食|お手頃価格のモーニング!

開店から9時45分まで提供される早朝限定メニューです。

刺身と焼き魚にご飯と味噌汁が付き、600円という破格設定。早起きしてでも食べたい内容です。

編集長

ランチ時と比較して、店内が空いていることも多いので、ゆったりと朝食の時間を過ごせますよ!

価格(税込み)600円
おすすめポイント・分厚い中トロがたっぷり!
・ネギトロも乗っている!
※2025年7月時点の情報です

7.【週末限定】本まぐろ大トロ丼|口の中でとろける!

厚切りの大トロが丼を覆い、脂の甘みが舌の上で一瞬にして溶けます薬味はシンプルにわさびのみで十分。

自分へのご褒美や特別な日に選ばれる一杯です。

価格(税込み)1,980円
おすすめポイント・とろける脂身!
・特別感のある土日限定メニュー!
※2025年7月時点の情報です

8.【週末限定】特上海鮮丼|新鮮な海の幸を豪快に!

特上海鮮丼は、「大トロ・いくら・甘エビ・ホタテ」などの高級ネタを惜しみなく盛り込んだ土日祝限定メニューです。

豪華食材のハーモニーが口いっぱいに広がり、思わず笑顔がこぼれます。

項目内容
価格(税込み)2,480円
おすすめポイント・高級ネタが勢揃いの土日限定メニュー!
・写真映えもバッチリ!
※2025年7月時点の情報です

四日市「まぐろレストラン」おすすめのサイドメニュー3選

まぐろレストランに並ぶ豊富な単品メニュー
まぐろレストラン:単品メニュー

まぐろレストランでは丼や定食だけでなく、単品のメニューもたくさんあります。

注文の際は、食券売場または店内券売機で食券を購入し、ショーケースでメニューを選んだうえで渡し口へ提示すればOKです。

特におすすめのサイドメニューは、次の3品です。

  1. まぐろのカマの煮付け
  2. まぐろスコッチエッグ
  3. はまぐりラーメン

気になる一品をメインに追加すれば、お食事の満足度がさらに高まりますよ。

1.まぐろのカマの煮付け

甘辛いタレでじっくり煮込んだまぐろのカマは、骨まわりの濃厚な身とコラーゲンが格別です。

数量限定のため、昼どきには売り切れることもあります。

項目内容
価格(税込み)580円
おすすめポイント濃厚でコラーゲンたっぷり!

2.まぐろスコッチエッグ

固ゆで卵をツナミンチで包み、サクッと揚げた一口サイズ。外は香ばしく中はジューシーで、ビールや丼のサイドに最適です。

200円という手軽さも人気の理由です。

価格(税込み)200円
おすすめポイント・手軽でジューシー!
・ビールとの相性も抜群!

3.はまぐりラーメン

まぐろレストランのラーメンは隠れた人気メニューで、地元の常連客に愛されています。

三重県の「桑名産はまぐり」の出汁が香る澄んだスープで、海鮮丼の後口をさっぱり整えます。

項目内容
価格(税込み)480円
※+280円で、丼・定食の味噌汁を半ラーメンに変更可能
おすすめポイント・桑名産はまぐり出汁で、丼との相性◎!

四日市のまぐろレストランは家族みんなで楽しめる

まぐろレストラン
まぐろレストラン

まぐろレストランは、海鮮好きの大人だけでなく、子どもや刺し身が苦手な方でも楽しめる工夫がそろった食堂です。

以下で、詳しく解説していきます。

自動販売機やアイスクリームコーナーを完備

まぐろレストランでは、ドリンク類も販売されています。

アルコール専用の自動販売機では缶ビールやチューハイを購入でき、挽きたてコーヒーの自販機も設置されています。

自動販売機

子どもにはアイスクリームの販売コーナーが人気で、食後のデザートとして喜ばれています。

まぐろレストラン:アイスクリームコーナー
アイスクリームコーナー

お魚以外のメニューも充実

まぐろレストランは海鮮だけでなく、焼き物や揚げ物など肉系メニューも豊富です。

中でも人気なのが、四日市名物の「とんてき定食」厚切りの豚肉に濃厚なタレが絡んだ一品で、ボリューム重視の方におすすめです。

からあげ定食もおすすめで、外はサクサク、中はジューシーで、子どもにも食べやすいメニューとして好評です。

編集長

海鮮が苦手な方がいても安心して利用できる点が、幅広い世代に支持される理由のひとつです!

初めてでも安心!四日市「まぐろレストラン」のご利用方法

まぐろレストランの食券売り場

注文方法は、先に食券を買うセルフサービス方式が採用されています。「食券機は味気ない…」という思いから、今も手売りで食券を販売しているそうです。

店内に入ると右側に食券売場があるので、案内に沿って進みましょう。

具体的なご利用方法は、以下の流れです。

食券売場手前に大量のメニューサンプルが並んでいて、実際のイメージを確認したうえで注文できます。

まぐろレストランのメニューサンプル

混雑していても、流れ作業でスムーズに商品を受け取れますよ。

四日市まぐろレストランは売店でお土産も買える

まぐろレストランのお土産コーナー
まぐろレストランのお土産コーナー

まぐろレストランには、お土産が買える売店コーナーも併設されています。

営業時間が8:00〜20:00と長く、食事の前後どちらでも立ち寄ることが可能です。

まぐろレストランのお土産コーナー
まぐろレストランのお土産コーナー

保冷バッグが用意されているため、車や電車での移動が長くても鮮度を保ったまま持ち帰れます。

売店では、定番である「まぐろのお刺身」はもちろんのこと、ここでしか手に入らない希少部位も取り扱われています。

まぐろレストランのお土産コーナー
まぐろレストランのお土産コーナー「カマ煮付け」

なお、これらの商品は楽天市場の公式オンラインショップにて、全国でも購入可能です。

四日市「まぐろレストラン」の店舗情報

まぐろレストランの添付入口に掲げられている案内看板
まぐろレストランの看板

まぐろレストランは国道23号線沿いに店舗を構えています。大きな看板が目印となっているため、お車で来店する際にも一目瞭然です。

大型の駐車場が完備されていており、100台以上の駐車が可能です。

ストリートビューで駐車場をチェック

広々とした店内にはカウンターとテーブル席、お座敷があり、合計で210席が用意されています。

テーブル席も広めに設計されており、家族やグループでゆったりと過ごせる点も安心です。

まぐろレストランの店内風景
まぐろレストランの店内「テーブル席とカウンター」
まぐろレストランの店内「座敷席」

そのほか、店舗情報やアクセスは以下を参照してください。

店舗情報を見る
項目詳細
営業時間8:00〜20:00(ラストオーダー19:30)

※8:00〜9:45は朝定食600円(税込)のみ提供
定休日1月1日(年末年始は営業時間の変更あり)
住所三重県四日市市富双2丁目1番15
電話番号059−365−6064
アクセス【電車の場合】
JR富田駅下車 出入り口より徒歩12〜15分

【車の場合】
みえ川越ICを下車し、国道23号線を四日市市街方面へ左折「富田一色町」交差点左折
駐車場大型駐車場あり

建物手前・裏に合計100台以上の駐車が可能
公式サイトhttps://www.maguro-restaurant.co.jp/
地図を見る

まぐろレストラン周辺の観光なら四日市港ポートビルへ

四日市港ポートビル
出典:四日市市広報フォトアルバム

食後の立ち寄り先として最適なのが、まぐろレストランから車で約5分の四日市港ポートビル

最上階の展望展示室「うみてらす14」は高さ100mのパノラマを誇り、昼は伊勢湾と鈴鹿山脈、夜は幻想的な工場夜景を一望できます。

展示コーナーで港の歴史や貨物取扱量の推移を学べ、子どもの自由研究にも役立つスポットです。

四日市港ポートビルの基本情報

店舗情報を見る
項目内容
営業時間10:00〜17:00(土日祝は21:00まで)

※入館は閉館30分前まで
休館日水曜日(祝日の場合は開館)
12/29〜1/3
入館料・高校生以上310円
・中学生以下無料
駐車場あり

無料76台
アクセス・JR関西本線「富田浜駅」徒歩15分
・四日市東ICから車約11分
地図を見る

なお、ポートビルの楽しみ方は、以下の関連記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

四日市のまぐろレストランで新鮮な海鮮料理を堪能しよう

まぐろレストランの店舗入口の外観
まぐろレストラン

まぐろレストランは、新鮮な海鮮料理をリーズナブルに楽しめる地元の人気店です。

水産加工会社が直営しているため、仕入れから加工まで一括管理され、常に鮮度の高いまぐろが安定して提供されています。

その品質の高さとコストパフォーマンスの良さから、多くのリピーターの心をわしづかみにしています。

家族連れやカップル、一人でも気軽に利用しやすい雰囲気も魅力で、初めて訪れる方も安心して食事を楽しめます。

編集長

休日のお昼時は混雑しやすいですが、時間をずらせばスムーズに入店できますよ!

四日市を訪れた際は、まぐろレストランでお腹も心も満たしましょう。